連絡出来る方法があるかどうかではなく連絡出来る関係性や状況なのかを理解する

連絡出来る方法があるかどうかではなく連絡出来る関係性や状況なのかを理解する

今はラインやSNS等の普及によって誰とでも気軽に繋がれるようになって、誰とでも気軽に連絡が出来るようになりました。

こういった事自体は悪い事ではないと思います。

しかし誰とでも気軽に繋がれる、気軽に連絡を取り合えるようになった今だからこそ気軽に連絡出来る事と気軽に何でも言ってもいいという事は別物であると強く認識する必要があるのではないでしょうか?

友達や恋人、知人、先輩後輩等と気軽に連絡を取り合うのは普通の事だと思います。

仲の良い人と連絡を取り合う、何の問題もありません。

しかし別れてしまった恋人や配偶者に対して気軽に連絡がとれるかどうかは別れの原因によるでしょう。

相手との関係性によって連絡を取り合うべきか、取り合うべきではないか、を考えるべきなのです。

今現在、仲がいいか悪いかによって連絡してもいいのか、連絡してはいけないのか、を考える必要があるのです。

もしそういった事を考えず気軽に連絡出来るからと連絡するようでは復縁の可能性を潰してしまうのではないでしょうか?

もし相手が怒っているのに気軽に連絡してしまっては火に油を注ぐような行為ですし、自分に問題があって別れてしまっている場合は、気軽に連絡すること自体が自分が悪いと思ってもいないし反省もしていないと相手に受け取られてしまう事になります。

気軽に連絡出来る事と気軽に連絡してもいい事は別物なのです。

気軽に連絡がとれるようになっている今だからこそその時その時の状況に気を付けるべきであり、相手との関係性にも気を付けるべきであり、何でも気軽に連絡する事に慣れてしまってはいけない、という事なのです。

ただ勘違いしていただきたくはないのですが、連絡をしてはいけないという話ではありません。

連絡はすべき時とすべきでない時があり、それは状況や関係性によるものだという話です。

状況や関係性によって連絡すべきかどうかを決めるべきであって、いくら相手にすぐに繋がれるツールがあるからといって復縁したいという理由で、とりあえず連絡をする、何度も連絡を繰り返す、しつこく連絡する、返事を催促する、相手を詮索する、という事をしていいはずがないのです。

にもかかわらず復縁したいと望む人は復縁したいという理由でとりあえず相手と連絡を取り合おうとするのです。

その結果、マイナスしか生まず、連絡がとり辛くなっていく、返信が冷たくなる、返信が来なくなる、ブロックされる、等の弊害を生んでいるのです。

状況や関係性が、自分がしたいと望んで相手もしたいと望んでいる事が成立していて初めて気軽に連絡がとれる、という事になるはずです。

どちらか一方が、そうなっていないのであれば、それは気軽に連絡してはいけない、となるはずです。

自分だけが一方的に連絡を取り合いたいと思っているだけという状態であれば気軽に連絡すること自体おかしいとは思わないのでしょうか?

気軽に連絡を取り合えるツールがある事と気軽に相手に自分の願望を押し付ける事を混同してしまっていては、どうにもならないのです。

気軽に連絡が取り合えるツールがある環境だからといって無条件で気軽に相手と連絡が取り合える関係性も備わっている、と考えてはいけないのです。

あくまでそこには二人の関係性や状況が関わってくるのです。

復縁したいと望む人は、まず真っ先に相手と連絡を取り合えるかどうかという事を優先して考えます。

しかし本来真っ先に優先して考えなければならない事は、自分と相手の状況や関係性です。

そういった事を考えずに気軽に連絡できるツールがあるから連絡してしまうというような人に復縁出来る可能性は発生しないのです。

ですから復縁したいと望む人は、どう連絡のツールを駆使するかという事について考えるのではなく、自分と相手の状況や関係性によって連絡できるかどうかが変化するという事について考えなければならないのです。